朝練夜練
最近、すっかりとブログと納税のサボリ癖がついてしまいました。
2016年、STUDIO 4Hは個々の技術力アップをするべく、
いつもの夜練に加え、朝練を1日増やしている。
2015年に稲富が卒業し、
この3月で柳本も10年の修行を終え、卒業する。
戦力ダウンは否めない。
朝練を始めて1ヶ月。
僕のゴルフとは違い、
スタッフ達の成長は著しい。
僕がスタッフ達に伝える事は、いつも同じ事。
技術をシンプルに捉え、再現性を高める。
ベーシックの反復練習。
これほどつまらなく、身に付く練習は無い。
柳本には、この10年で伝え切れてないものは無いか?
これを考えると、自分の責任の重さを思い知る。
4月からは、見知らぬ土地で、見知らぬ人達と暮らし,
少し違うカルチャーに出会う。
そこで働く、彼女の不安は計り知れない。
ただ、技術だけは裏切らない。
日本全国、世界各国。
美しいものは美しい。
バランス感覚は一緒な筈だ。
悔いの残らぬ様に、「STUDIO 4H」を伝え切りたい。
高儀には、それこそベーシックを叩き込んでる。
センスがピカイチの彼女に、
僕はセンスを語れない。
ただ、今一つ足りないのは、
シンプルな技術の再現性。
これを、持てたら「鬼に金棒」である。
根気強く、食らい付いてきている。
齋藤は、今ひたすら、カットに没頭させている。
コーミングの圧とスピード。
髪の毛を引っぱるテンションと目線。
ハサミの開閉リズム。
そして、肘と重心。
この感覚は、今が勝負と僕は思っている。
腕をプルプルさせながら、足をガクガクさせながら、
一生懸命チョキチョキしている。
この春に入店する新人君も、
学校が終わった後、シャンプー練習に来ている。
お父さんが、僕と同い年だそうだ。
どういう了見だ。
それにしても、「ピンチはチャンス」とは良く言ったもんだ。
今、「STUDIO 4H」は静かに次のステージへ動いている。
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