学芸会
先日、子供達の学芸発表会を観て来ました。
2人の通う小学校は慶応である。
もとい、京王線沿いの小さな公立小学校でした。
慶応関係者の皆様大変失礼致しました。
さて、1年生の次男の役は「ノラ猫、その6」
台詞は只一つ「逃げるが勝ちだ!みんな逃げろー」
彼の人生のテーマの様な台詞に家族は大爆笑。
本番ではガラにも緊張した面持ちで、
超早口で誰よりも早く逃げて行きました。
5年生の長男の役は「おじいさん、その2」
ポジションとしては、そこそこでしたが、
彼は主役のオーディションに落ちての
おじいさん役なだけに少し不満気でした。
しかし、そんな彼の演技っぷりはと言うと、
村の重鎮的な存在の割には、
恥ずかしがり屋で、動きが機敏過ぎたり、
滑舌が悪かったりと、小物感たっぷりの「おじいさんその2」でした。
本人曰く「人が多過ぎて、かなりビビった。」と言ってました。
まぁ、親譲りだから、しょうがありません。
下北沢という場所がら、この学芸会には柄本明一家を始め、
劇団四季のライオンやキリンさんが演技指導に来てくれます。
そのため、構成から演技まで、クオリティの高さにはいつも驚かされます。
感動のあまり、涙を流す人も少なくありません。
最後は、自然と「スタンディングオベーション」になる程です。
毎年、色んな方の「お芝居」を観に行きますが、
彼等の一生懸命で「ガチガチ」の演技が一番心に滲みます。
みんなで「体育座り」して、首を左右に振り、歌を唄う。
そんな経験は、もう一生無いんだろうなと思うと自然に涙が溢れます。
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