最期
皆様、お久しぶりでございます。
ブログを更新できなかったのには訳があるんです。。。
STUDIO 4Hのパソコンがお亡くなりになってしまったのです。。。
嬉しい時も、悲しい時も、暑い時も、寒い時も共に過ごしたあいつが。。。
お店が暇な時や、ちょっとサボりたい時、そんな時はパソコンをポチポチいじってれば仕事してる風を演出できたのです。
何度救われたことか。
彼女はなんの前触れもなく逝ってしまいました。(僕は電子機器は女の子として優しく扱います)
あの日の朝、いつもと同じように優しく起こしました(電源を入れました)
いつもなら、すぐに鈍い声でおはよう(起動音)と言って起きて来るのに、
その日は、様子が違いました。
ずっと、くるくるくるくる何かを読み込んで目を覚さないのです。
年頃なのでもう少しそっと寝かせておこうと思い、昼過ぎまで待ちました。
けれども、まだずっとくるくるくるくる、、、、
狂った様にくるくるくるくる、、、、
そんな姿を見ているのは凄く辛かったです。
もう、頑張らなくていいよ。
もう10年も頑張ったじゃないか。
予測変換もロクにできない、PDFファイルも開けない。。。
そうやって、短所ばかり見て文句を言っていた。
僕たちは君に色んなことを求め過ぎてしまったんだね。
ごめんね。。
もう、ゆっくりと、ゆっくりと、、、
君の役目は終わったんだ、安らかに眠ってくれ、、、
僕は彼女に繋がっている酸素チューブ(電源ケーブル)を両手でそっと引き抜いた。
画面は真っ暗になっていた。
そのときお店にお客様が何名かいたが、
僕は耐えきれず、嗚咽がこみ上げてきた。
それから数日は心にポッカリ穴が空いた様だった。
その穴は真っ暗で、まるであの画面の様だった。
新しいものが来たってその穴は埋まるはずないと思っていた。
ましてや、ジョブズ亡き今、アップルが良い物を作れるはずがない。
DAGA SIKASI
だが、しかし
僕があいつを忘れるのに時間はいらなかった。
やはり、パソコンは新しいに限る。
ジョブズ、見てるかい、皆んなあんたの意志を継いでるよ。
以上、ーあいつの最期ーでした。
涙なしには読めなかったのではないでしょうか。
次回は、ー人生はアップデートの連続ーをお届け致します。
お楽しみに。
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