夏ゴルフ 2019
夏と言えば、「高校野球」
そして、「ゴルフ」。
「こんな暑い時にバカじゃないの、死ぬよ!」
妻からのそんな言葉もどこ吹く風。
ゴルフ場で死ねたら本望なのだ。
いや、嘘だ。
家で家族全員から手を握られながら、
そして、涙ながら見届けられたい........。
「全英女子OPEN」最終日を我慢し24時就寝。
そして、午前4時30分起床。
の筈が、
ゴルフでは初めての寝坊。
「佐々木さん、まだですか?」
と、それはそれは不機嫌な声の高橋君。
状況を全く把握し切れてない僕も、
負けじと不機嫌な声で、
「どした?」
「どした?じゃないですよ、ち、こ、く!」ですよ。
一瞬の金縛りの後、
恐怖が襲ってくる。
暑いのに、冷たい血液が体中を駆け巡る。
本能のまま、30秒で身支度を済ませ、
本能のまま外に飛び出る。
ゴルフの世界での遅刻は、超御法度。
いや、何の世界もそうだった。
座り心地の悪い助手席に乗り込み、
冷たい視線を横目に感じながら、
視線も合わせられずに、
「ごめんなさい........」をか細い声でやっと言う。
背もたれを使う事無く、
姿勢よく茨城に向かう。
この日のゴルフはツラかった。
パーを取っても、
「いっぱい寝た人は流石に調子がいいですね〜」
心をえぐる一言が容赦ない。
ダボを打っても、
「あんなに寝たのに3パットするんですか?」
一瞬、クラッときて、
グリーン上で倒れそうになる。
たぶん暑さのせいだろう.......。
帰り道、
ウトウトし始めると、
「まだ寝れるんですか?」と高橋君。
恐すぎる........。
そうです。寝坊した僕が全部悪いです.........。
もう勘弁して下さい.......。
「すいません、何だかマブタが重くて.........」
「帰りのマブタはみんな重いんですよー」。
そう言われると、
もう何も言えない夏 J- WALKの声がする。
「♬キレイな指してたーンだね、知らなか〜たよ♬」
まずは、何より生きて帰って来れてよかった........。
追伸 寝坊と嘘は身体に悪い。
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