流星群 2018
秋田の夜空は、自然が織りなす「プラネタリウム」となる。
今年も、家の前に「ござ」を敷き、
座布団を枕に、「流星群」達を待ち望む。
飛行機に、人工衛星、そして小さな「流れ星」、
飽きる事無く、夏の夜空は賑やかである。
横を見ると、次男坊が日本刀を片手に麦茶を飲んでいる。
僕は、ビールを片手に、チーズ鱈を食べている。
「生きてて良かった」としみじみ思う。
今年は、珍しく高1の長男も「プラネタリウム」に参加してくれた。
タイミングよく「流星群」が流れ落ちた。
3人、一斉に歓喜の声をあげる。
皆それぞれ何を思うのか静けさに包まれる。
そして静けさの奥の方からは、
虫達が一生懸命、プロポーズに励んでいる。
「生きてて幸せだなと思う」。
僕の夏休みが、終わろうとしている。
どこからか、「森山直太朗」の歌声が聞こえた気がしました。
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