夏休み
先日、夏休みを頂いて秋田に帰省してきました。
今回は、飛行機の「早割り」を早々に取り、
半額チケットをゲットし、妻に自慢しました。
出発当日、羽田でチケットを頂こうとカウンターに行き、
「予約している佐々木です」と告げると、
何やら不穏な空気が流れ始め、
「お客様、身分証明書を拝見できますか?」と言われ、
「どうぞ、どうぞ」と渡すと、
「お客様、申し訳ございません、御予約ですが明日の便になっております」
膝が笑い、心拍数が上がり、耳鳴りが騒ぎ始めました。
結局、正規料金で購入する事となり、
妻への秘密がまた一つ増えました。
今回の夏休みは、「いいお父さん」でした。
ゴルフを控え、子供達とずっと遊んでました。
川遊び、サムライごっこ、火遊び、肝試しに、野球。
中でも、一番の思い出は、みんなで星を眺め、
流れ星を探してると、
長男が「お父さん、あれISSじゃない?」と、
よおく見てみると、確かにISSでした。
ゆっくりと、星と同じ位の大きさで移動してました。
小学生以来の人工衛星でした。
「油井さん乗ってるのかな?」と僕が言うと、
次男は「ともだち?」と聞いてきました。
シカトしてると、
次男はISSに手を振りながら、
「むこうから見えるのかな?」と、
かわいい事を言ってました。
案の定、長男は「見えるわけねぇだろ、バ〜カ」と、
普通のツッコミを入れて揉め始めてました。
そんな彼らの会話を聞きながら、
あと何年、こうして家族4人で帰省出来るか考えると、
とても切なくなり、
更に、年々老いてく両親の事を思うと、
胸が苦しくなります。
羽田とは、また違う苦しさです。
「また来年も来れます様に」とISSに祈る夏の夜でした。
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