北の旅
先日、北海道の東側を訪れ、講習会みたいのをしてきました。
最初に降り立ったのは「帯広市」。
帯広で1番の思い出は、
ビックリする位の「まずい味噌ラーメン」を食べた事です。
「あぶらギトギト味薄め」
一味をたっぷりいれました。
ちゃんと味見してから出して欲しいと思いました。
次に降り立ったのは「釧路市」。
釧路で1番の思い出は、
専門学校の生徒に「先生35歳に見える」と言われた事です。
あまりにも嬉しかったので、名前と住所を聞きました。
校長先生に怒られました。
最後は「北見市」に辿り着きました。
北見に着く頃には、体はボロボロです。
肝機能は悲鳴をあげ、1日中オナラをしてました。。
そんな中、1番の思い出は、
浅野君が運転する車の車間距離が近い事です。
僕の心のブレーキは何度も何度もノッキングしてました。
自然と足も動いてました。 とても怖かったです。
当の浅野君は、二日酔いなのに体を斜めに、
まるで20歳の不良少年の様に前の車をあおってました。
帰りの飛行機は4時間遅れで羽田に着きました。
そんなのもう慣れっこです。
クタクタの状態で家路に着き、湯船に浸かり目を閉じると、
「ちょっといい?」と妻が入ってきました。
おいおい、子供達が起きてるじゃないか、と思う暇もなく、
もちろん、服を着たまま、僕のいない間の出来事を話し始めた。
深刻そうなので、いい話ではないと察する事ができた。
次男坊が友達に暴力を奮い、そのお母さんから苦情の電話があったらしい。
悩む妻をよそに、僕は目を閉じ、深刻そうに相づちをうち、肩にお湯をかける。
旅の最終章は、次男で締められた。アホ次男で締められた。
「しゅくだい、ちゃんとやるからお父さんには言わないで」
正座しながら妻に祈願したらしい。
どうりでずっとヨソヨソしいはずだ。
は〜、北の旅も、東の都も悩みはつきない。
< | | ホーム | | > |