秋の演劇
先日は池袋にある「東京芸術劇場」に行って来ました。
宮沢りえ主演の「MIWA」
うちの奥さんも「みわ」と呼ばれている。
まぁ、それはどうでもいいとして、
美輪明宏の半生を描いた演劇でした。
まずは、恒例となっているウエルカムシャンパンを飲み干します。
とても美味しく、喉が「ピリッ」と、体が「ポッ」と熱くなります。
これが堪りません。
一緒に行った先輩は昼から赤ワインを沢山飲んで来たらしく、
土色をした顔で温かいコーヒーを啜っていました。
おじいちゃん見たいに体を丸めて啜っていました。
寝る確率98%とみました。
物語は、宮沢りえさんが可愛らしく、美しく、妖艶に「美輪明宏」を
表現してましたが、心の中の化け物は「古田新太」さんが演じてました。
これが堪りませんでした。
とても切なく、哀しく、壮絶に感動しました。
戦後を生き抜いてきた方々の強さの訳を少しだけ分かった気がします。
2丁目の世界で生きている方々の強さと弱さを教えてもらいました。
隣を伺うと、先輩は寝る事無く、酒臭い息をして笑ってました。
最後まで寝る事無く、姿勢よく笑ってました。
奇跡です!
でも、寝せない位の展開のスピード感と、一体感がそうさせたと思います。
明日からも、ひたむきに「生きよう」と思う、そんな「MIWA」でした。
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