寝台列車に乗って
８月１５日 PM ９：１５
「御乗車の皆様に御伝えします、只今出発時刻となりましたが、
高崎線内に落雷があり運転を見合わせております.......繰り返します......」
僕の夏休みはこのアナウンスから始まりました。
「なお、時間も遅いため放送は終了とさせて頂きます」
何とも不安にさせる仕事放棄とも思える一言。
眠れず、悶々と一夜を過ごす。
翌朝、７時３０分に到着予定が、駅を降りると１０時３０分。
虎の子の３時間。
ゴルフのスタート時間は８時３０分。 万事休す.......
雷様を恨みながらラウンドを諦め、家路に辿り着く。
はしゃぐ子供達をプールに連れて行き、
明日の再試合にそなえる。
翌朝、屋根を叩き付ける雨音で目が覚め、
「無理じゃない？」
と言う妻の言葉を無視し、家を出る。
雨、時々、豪雨、時々、快晴
ラウンド終わって、もっと快晴。
雨ゴルフは苦にならないのさ。
翌日、大雨、時々、豪雨、土砂災害警報！
さすがに、ラウンド中止。
はしゃぐ子供達をプールに連れて行き、
明日の帰路を心配する。
案の定、寝台列車は運休。
慌てて新幹線に飛び乗る。
８月１８日 PM１１：００
下北沢到着。
室温３５℃の我が家。
８月１９日 東京も大雨..........。
雲を背負う男４２歳の夏であった。
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