ハツハリ
思う様にハサミを操る事が出来ず、
不安な夜に終止符を打つべく、
人生初の「鍼」治療の門を叩きました。
おっかなビックリ生きて42年、
痛い事と、プレッシャーが大の苦手な僕にとっては、
久しぶりの「ドキドキベット」でした。
パンツ1丁でベットで待つ事4分、
若い頃の「ドキドキベット」とは大違い。
うつ伏せの僕の裸体の問診が始まりました。
ハサミを持ち始めて23年、確かに酷使してきた。
どんな宣告をされても、受け止める覚悟はありました。
病名 「四十肩」
気力 体力 ジャンプ力は、まだまだ30そこそこと
自負していただけに、落胆ぶりと動揺は隠せませんでした。
精神面だけではなく、腰も肩も歪みが酷く、かなり先生を
困らせているようでした。
鍼の痛みは全く無く、むしろ心地よさを感じるほどでした。
診療を受ける事1時間、見事なまでに背筋が「シャキン」とし、
歩く姿勢にも若さを取り戻した感じはするものの、
「しじゅうかた」と言った先生の声が耳から離れません。
また1つ、戦闘能力が衰えた夏の夕暮れでした。
かるくダッシュしてみた。
ビーサンがすぐ脱げた。
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